プロデューサー紹介

鏑木 毅(かぶらき つよし)

群馬県桐生市生まれの 日本のトレイルランニングの国内第一人者。富士登山競走や日本山岳 耐久レースをはじめ、数々の競技大会で優勝記録をもつ。THE NORTH FACE所属。
 
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トレイルランニングの魅力とは

トレイルランニングは決してハードルの高いスポーツではありません。
上りは心拍数が激しく上がらないようにペースダウン、歩く。
眺めの良い場ではゆっくりと一息。そこには普段の生活では味わえない非日常感と多くの発見があるはずです。日本は繊細さ多様さという点では世界一の自然を誇ります。こんな素晴らしい野山を、登山とは違ったスタイルのトレイルランニングで一緒に楽しみましょう。
 

高島朽木(くつき)の森について

この森との出会いは今でも鮮明に覚えています。
その日は山に入るにはやや遅めの時間でした。やがて弱い光が森に差し込み木々のシルエットが温かい絨毯を敷き詰めたような落ち葉の林床にくっきりと浮かび上がってゆくと、この潤いのある森はやがて先ほどまでの静かな雰囲気とはがらっと違った生き生きと鼓動が聞こえるかのような森の息吹を感じたのでした。それは私にはまるで精霊の仕業のような不思議な瞬間でした。
 
私が「FAIRY TRAIL」と名付けた理由はこんな経験から生まれました。
私はこれほど日本らしい繊細な雰囲気を感じられるルートは他にないと自負しています。朽木の里を巡るこの道はトレイル率が高いだけでなく、脚に優しい土壌と、何よりも四季の素晴らしさをどこよりも感じられます。雪が多い山々は冬季に長く閉ざされた森ならではの瑞々しさと美しさを兼ね備えています。訪れた方にはこの森が「妖精の森」と名付けられたことを強く感じて頂けると思います。
 

妖精の森を心ゆくまで楽しんで欲しい

是非このスポーツ経験の浅い方にはこんな一言をお送りしたいです。トレイルランは単に順位や結果を過度に求めるスポーツではないと思っています。ロードレースの山版ではないと思うのです。その魅力は日常生活では感じられない素晴らしい森に身を置き、心を開放し、自分自身が心地よいと思うペースで汗を流すことにあると思います。ある方にはそれが走りになり、別の方には走りと歩きになり、初心者には歩きの部分が多くなるのかもしれません。まるで妖精がいるような素敵な雰囲気の森を是非ともマイペースで心ゆくまで楽しんで頂ければと思います。
きっとまた知らない自分に出会えると思います。皆さん素敵な時間を。